私たちの手でヴォーリズ六甲山荘を育てましょう ! 

第7回  園遊会 at ヴォーリズ六甲山荘
2011年 7月 24日(土)・25日(日)

  梅雨明け直後、さすがの六甲山でも暑さが感じられる2日間でした。六甲山荘には会員のアート作品、フラワーアレンジメント、写真が飾られました。
  音楽演奏は高井和代さん(会員)のフランスシター、田村恵子さんと松田崇弘さんのアルパ&ギター。いずれも普段は目にすることの少ない楽器での美しい演奏でした。
  来場者の皆さんは音楽とお茶とケーキを楽しみ、山荘のさわやかな風を楽しんでおられました。昼食にはビゴのサンドイッチを用意しました。
  スタッフの皆さん、お疲れ様でした、そしてありがとうございました!  来場者40名

会場の様子 会場の様子
(左)7月24日 フランスシター、(右)7月25日  アルパとギターの演奏

開催案内(ちらし)    表紙  直前のページ

園遊会 at ヴォーリズ六甲山荘に参加して    鳥居 真知子

  7月24日(土)ヴォーリズ六甲山荘での園遊会に参加させて頂きました。青いアジサイの花の咲く道をバスに乗り、林の中を歩きます。木々の間から六甲山荘が姿を現すと2年前に初めてここを訪れた時のアッという感動がよみがえります。
この日の演奏は高井和代さんのフランスシターでした。この楽器は多くの弦を持ち音色はとても繊細です。指でハーモニーを鳴らすと周りの空気を揺らすようです。コーラスをされているという高井さんの歌声に合わせて、2台のシターを使いわけての演奏です。開放的な山荘の周りの木々からはセミの声のシャワーが強くなり弱くなりしてふりそそいでいます。そして時折涼しい風が部屋を吹きぬけます。ユーモアのあるお話を交えながらの家庭的な雰囲気の中で楽しい一時をすごさせて頂きました。

  お昼にはサンドイッチを。手作りのケーキもおいしく頂きました。部屋やテーブルにはお花が飾られ、準備してくださった方々の御心づくしが感じられます。本当にありがとうございました。
  ここ六甲山荘は街から近いにもかかわらず自然の中に溶け込む佇まいがより一層魅力を増していると思います。歴史のある美しい建物を訪れると心が落ち着きます。その中で聞く音楽は印象深く響きます。でもそういう建物は守らなければ残らない、そしてそれを維持していく為に大変な努力がされているという事に改めて気付かされました。
  多くの人の手で大切に守られ育てられている六甲山荘を又訪ねたいと思います。

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 K.O.