コロナで延期の続いていた全国大会が久しぶりに開催され、関東はもちろん北海道・北見からもはるばる参加されました。初日の京都バプティスト教会と東華菜館、2日目の佐藤久勝邸、伊庭家住宅といずれもヴォーリズ建築として見どころがある建物でした。京都バプティスト教会はヴォーリズの教会建築としては現存する最古のものです。
アメニティ2000協会からの参加者は23名、グループとしては最多数の参加でした。 開催案内 （右：バプティスト教会で総会）
京都府南丹市教育委員会社会教育課課長補佐辻健二郎様と、資料館館長で元かやぶきの里保存会会長の中野様のご案内で、かやぶきの里の概要、伝統的建造物群保存地区に選定された経緯、現在の課題などをお話しいただくとともに、里内を案内していただきました。実際に保存・維持に関わっている方々から直に話をうかがえて、文化遺産信託研究会ならではのフィールドワークでした。 開催案内 （右：美山の里を見学）
AMENITY CSCの第1回企画です。宮本謙二さんの宮本邸についてのお話しは、実際に現在居住しておられる実感のこもった内容でした。ヴォーリズ自身の映像もわずか30秒ほどでしたが、初めての経験で印象深かったです。ファゴットだけの演奏もはじめてで、深みのある音色が六甲山荘の空間にマッチして、もっと聞きたかったという声があちこちからあがっていました。 開催案内 （右：ファゴットコンサート）
出席者は20名、委任状をふくめて127名で、定足数（114名）をクリアしての開会でした。議案はすべて承認され、2022年度の活動が本格的に始動します。ナショナル・トラスト研究奨励賞を受賞された角倉起美さんへの授賞式も行われました。 （右：総会風景）
日本ナショナルトラストが所有・管理する旧安田邸を訪問し、ナショナルトラストのスタッフや運営に関わっている「たてもの応援団」のメンバーと交流・話し合いの時をもちました。大正期の名邸宅を大切に守っている方々の心意気を実感できました。 参加者：15名 開催案内 （右：安田邸にて）
